ネット上で配布されている動画などは大抵はそのまま見ることが可能ですが、ファイル共有ソフトなどで手に入れたファイルの中には、画面が表示されずに音だけが流れたり、画面がぐちゃぐちゃになって表示される場合がたまにあります。何でそうなるのかは横に置いて、まずはこの動画を見れるようにしましょう。
方法は簡単で、DivX(http://www.divx.com/)というコーデックをインストールすれば完了です。やり方は下の図を参照にしてください。大抵の場合はこれで動画が見れるようになるのですが、中にはDivXでは対応していない動画があります。そんな時は、その動画に対応したコーデックを入れましょう。なおMXで流れているコーデック集の中には、HDを消去する奴も混じっているみたいなので、MXで入手する場合はウイルスチェックを忘れずに。それとDivXはフリーとシェア版がありますので、フリー版を選ぶように。

1、まずはDivX公式サイトに行き、赤枠で囲んだところをクリックする。

次は赤枠で囲んだチェックボックスをクリックし、次に下にある「DOWNLOAD」をクリックする。
あとはDLしたファイルをインストールすれば完了。
上で出てきたコーデックという単語ですが、こいつは何なのでしょうか?簡単に言えば、動画のサイズを小さくする技術です。これのおかげで何GBもある映画を約700MBまでスリムにする事が可能です。音楽でいうMP3と一緒だと言えば、分かりやすいでしょう。
そのサイズを小さくする方法ですが、例えばあなたが電車の中から外の風景を、ビデオに収めているとお考え下さい。

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電車の中から窓の外に移る山を撮っていたのですが、途中からトンネルの中に入ってしまい真っ暗になってしまいました。この二つの絵で違うところは窓に移る風景(山から真っ暗なトンネルに変わる)だけで、灰色で塗られた電車の中自体は全く一緒です。この同じ所はデータを流用すれば、窓の外だけのデータで事は足ります。
つまり非常に簡単に言えば、コーデックでは同じデータは流用して、動きのあるデータはそのまま使用して、サイズを小さくします。同じデータというのは、背景が主ですね。とある部屋の中で登場人物達が会話をするシーンでカメラアングルで一定であれば、主人公たちは動くのでデータを小さくするのは無理ですが、動きの無い背景でデータを流用しサイズを小さくすることが可能です。
逆に言えば、動きの多い映画などではサイズを小さくするのが難しいという事になります。